2015年11月アーカイブ

MVNOへのHLR解放

MVNOに「開放を促進すべき機能」(案)を作成し、総務省が意見募集しています。

MVNOに解放を促進すべき機能の中に、HLR/HSSの解放促進も含まれています。

開放を促進すべき機能(総務省案)

「開放を促進すべき機能」には、次の①から⑤までに掲げる機能が該当する。

① 料金情報提供機能

② 携帯電話のEメール転送機能

③ パケット着信機能

④ 端末情報提供機能

HLRHSS連携機能

RANの4割がTD-LTE に

日本の携帯電話三社が持つ、無線アクセスネットワークのトラフィック収容力(以下、RAN容量)が、ROA Holdingsが発表した調査レポートに記載されています。

  • 2015年時点では、RAN容量の1割がTD-LTEになっている
  • 2016年になると、RAN容量の3割がTD-LTEになり、
  • 2018年時点では、RAN容量の4割がTD-LTEになる


という内容です。5割をTD-LTEに依存するキャリアもあります。

各社はTD-LTEのトラフィック収容力を急拡大させて、TD-LTEへの依存度を高めていくようです。

各社の帯域別、RAN容量の推移

3.5G帯 LTE-A予定どおり

基地局からの3.5GHz帯の電波送信を2016年3月末に開始すると各社が発表しました(ドコモの発表KDDIの発表ソフトバンクの発表)。

3月末運用開始は、総務省に14年12月に提示した開設計画どおりです。

うるう秒は、存続

うるう秒の存続をITUが発表しました。2023年に存続か廃止を見直すそうです。

地軸と一日の長さの変動状況

LTE-Advanced Pro登場

LTE-Advanced-Pro_logo.png

LTE-Advanced Pro という名称を3GPPが制定しました(3GPPの発表)。

lte-advanced-logo.PNG

3GPP Release 13(2016年3月確定見込み) の機能を、LTELTE-Advanced と区別するための名称として制定したそうです。

Rel.13 で拡充する機能として、(3GPPの発表では以下の機能をリストアップしています。

3GPP Release 13 で進化する機能

免許不要の920MHz帯で通信距離20㎞の無線伝送を実現でき、1個のコイン電池で動作するワイヤレス・マイコン『CC1310』 を日本TIが発表しました。

送信出力は最大+14 dBm(25 mW)で、受信感度は-124dBmあり、625bpsの伝送が可能な仕様です。-110dBmあれば、50kbpsの通信も可能です。

消費電力も小さく、最大20 年の電池動作時間だとTIの発表に書かれています。

920MHz帯

EdgeのHTML5対応が進む

Microsoft EdgeのHTML5対応がさらに進んだと、MicrosoftがBlogに掲載しています。

Edgeのエンジンが、EdgeHTML 10から、、EdgeHTML 13に更新されたことにより、HTML5対応が進んで、HTML 5 TESTのスコアが453になったそうです。

Microsoft Edgeのスコア453は、IOS9.0のスコア409を上回り、Android 5.0もわずかに上回るスコアです。

Microsoft は、今後もMicrosoft Edgeと他ブラウザ間の互換性向上を追及していくそうです。

各種ブラウザのHTM 5 TESTのスコア

各種ブラウザのHTML 5 テストスコア


どのブラウザも版を重ねるごとにスコアが向上しているので、HTML5に準拠したコンテンツを扱う際の互換性は高まり続けています。

KDDIが Apple SIMに対応

2015年11月のApple SIMパートナー

auの「LTEデータプリペイド」がiPad向けApple SIMに対応したとKDDIが発表しました。

これでau が Apple SIM partners になりました。

料金

商用モバイル網で1Gbps

LTEでの1Gbps伝送に成功したとErricssonが発表しました。

Telstraの商用ネットワークを使用して1Gbpsの伝送試験を行った結果、 下り950Mbpsを記録したそうです。

試験の概要

SIMフリーの固定電話発売

SIMフリーの固定電話「ホムテル 3G 」をエイビットが発表しました

対応3G回線は、W-CDMA HSDPA/HSUPA、周波数2.1GHz、800MHz(バンド6)ですので、ドコモ回線対応です。

ホムテル 3G」は、通話だけでなく、無線LANテザリング機能も内蔵しています。

ホムテル3Gとイエデンワ2

600Mbps対応のExynosを発表

600Mbps対応のSoC「Exynos 8 Octa 8890」をSamsungが発表しました。

LTE Rel.12 Cat.12/13 modemで、下り最大600Mbps (Cat.12)上り最大150Mbps (Cat.13) 対応です。

年内には量産開始されるそうですので、来年には600Mbps端末の製品化が予想されます。

QualcommのSnapdragon820も600Mbps対応で、来年搭載端末の登場が予想されています。

オーストラリアでは600Mbpsのサービスが開始されています。

国内では、400Mbps級のサービスが来年度に開始される予定です(モバイルの高速化計画)。

その他の発表された仕様は、以下のとおりです。

50W以上のワイヤレス給電のために電波法等が改正されます。
改正案のに対する意見募集結果を取りまとめて、総務省が発表しましたので、速やかに法改正が行われる予定です。

改正により、ワイヤレス給電設備としての個別許可を受けるための、総務大臣による型式認定条件が定められます。

50W超のワイヤレス給電システムと想定用途

iPad pro はLPDDR4で高性能

Apple iPad Pro のスペックを見ると、大きな画面以外にも、バッテリーで10時間駆動可能な省電力性や、高速メモリ採用も目を引きます。

iPad Pro core chips.png

Apple iPad Pro のスペック

  • 画面 : 12.9インチ IPS
  • 解像度: 2048 x 2072  265ppi
  • CPU(SoC): Apple A9X
    • Typhoon core x 3,
    • ISAはARMv8-A (A32, A64)
    • L1 Instruction Cache 64 KB/Core
    • L1 Data Cache 64 KB/Core
    • L2 Cache 3,072 KB/Core
    • Word Length 64 bit
    • Data Bus 64 bit
    • Clock:1.8GHz
  • RAM:4GB LP-DDR4 SDRAM 1600 MHz
  • フラッシュ 32GBから128GBまで
  • カメラ 8MPと 1.2MP
  • 電池: 10時間駆動


RAMにLP-DDR4を採用していることは、高速化と省電力化の両方に寄与しています。

LP-DDR4:Low Power Double Data Rate 4

220Mbps全国展開ほぼ終了

UQが、220Mbps化の全国展開が、ほぼ終了したと発表しています。

「概ね全国のWiMAX2+の周波数帯の拡張とCAによる下り最大220Mbpsのエリア化が終了致しました。」とのことです。

下り最大110Mbps対応地域一覧(11月9日現在)には、2287か所がリストアップされています。

UQの基地局は2万を超えていますので、9割程度で220Mbps化が完了し、残り1割が110Mbpsエリアといった状況のようです。

auのiPhone 6以降は、UQの220Mbpsサービス(TD-LTE/WiMAX2+)を使用していますので、UQの220Mbpsの進展にともない、auのiPhoneの 高速化が期待できます。

都道府県別状況

TCP互換高速プロトコルHpFP

TCP互換の高速プロコルを開発したとNICTが発表しました。

TCPのソケットライブラリをHpFPライブラリに置き換えるだけで、既存の通信アプリケーションを高速化できるそうです。

楽天が、モバイル事業をフュージョンから譲り受けることになりました。
楽天の発表フュージョン・コミュニケーションの発表

譲渡の概要

通信費が15年間で約2倍に

ドコモ KDDI ソフバン
平均
2015年2Q ¥4,150 ¥4,117 ¥4,190 ¥4,152
2014年2Q ¥4,110 ¥3,825 ¥4,230 ¥4,055
¥40 ¥292 ¥-40 ¥97

ドコモKDDIソフトバンクの2015年2Qの決算が出そろいました。

各社の決算資料からモバイル通信費だけのARPUを拾って見ると、ほぼ同額で4100円前後でした。

ARPUは、横ばいですが、モバイル通信費以外も含めた、1世帯当たり1か月間の通信費は、15年間で約2倍になっています。

MVNOの実効速度

MVNO各社の実効速度は、10倍以上の格差があるようです。

特に、混雑時の実効速度は、各社ごとの差が大きくなっています。

格安スマホは、1年で半額に

MVNOが取り扱うスマホが、1年で半額になっています。

同じ機種が半額に値下げされたり、新機種が1年前の同等スペック機の半額で発売される状況になっています。

その結果、エントリークラスのスマホの価格は、現時点で、1万円を切る状況になっています。

1年で半額になった機種

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