2016年1月アーカイブ

過疎地での基地局整備減少

都道
府県
整備箇所(括弧内は局数) 県別
局数
熊本県 大分市、豊後大野市、八代市(5)、五木村(11) 18
福島県 白河市、田村市(3)、西会津町、大野市 6
高知県 四万十市(3)、黒潮町(2) 5
島根県 大田市(2)、奥出雲町、津和野町(2) 5
青森県 三戸町(4) 4
和歌山県 紀美野町、九度山町、広川町、日高川町 4
愛知県 豊田市(2)、豊根村 3
新潟県 妙高市(2) 2
奈良県 上北山村(2) 2
岩手県 宮古市 1
岐阜県 白川町 1
宮崎県 日之影町 1
群馬県 上野村 1
埼玉県 小鹿野町 1

電波利用料を使って2014年度に建設された基地局は34局(右の表)でした(総務省の発表)。

7か所の基地局への伝送路整備も行っています。7か所は以下のとおりです。

新潟県     妙高市(2)
青森県    三戸町
秋田県    羽後町、五城目町
高知県    室戸市
宮崎県    諸塚村


携帯電話エリア整備事業費の推移




これらの携帯電話エリア整備に使われる補助金は年々減っています(左のグラフ)。

金額の減少は、単価の減少ではなく、整備する基地局数の減少が原因です。
2010年には633の基地局を整備と152局の伝送路を行いました。2014年の実績の20倍の数です。

なお、整備事業の対象が、「地理的に条件不利な地域(過疎地、辺地、離島など)」であるため、都市部でのエリア整備は補助の対象になりません。

基地局単価は上昇

2014年度の1局の建設費は、平均2088万円になります。

電波利用料を使った34局の補助金総額額は7.5億円(伝送路整備に使った補助金1.7億円を除いた金額)で、補助率は、建設費の3分の2ですので、7.5億÷34局÷(2/3)=2088万 になります

2010年度の1局の建設費は、平均1267万円になります。

電波利用料を使った633局の補助金総額額は80.2億円(伝送路整備に使った補助金58.9億円を除いた金額)で、補助率は、建設費の3分の2ですので、80.2億÷633局÷(2/3)=1267万 になります。

基地単価の増加原因は説明されていません。
単価の安い簡易型局が減り、単価が高い通常型基地局が増えれば、平均単価は上昇します。
簡易型は、低い鉄塔(電柱利用など)、狭い敷地面積、カバーエリアも半径1㎞程度ですので、高い鉄塔を使い半径2~4㎞程度のカーバーエリアを持つ通常型基地局より建設費が安くなります。

電波利用料の使い道公開

電波利用料の主な使い道

総務所が2014年度の電波利用料の使い道を公表しました。使った総額は、664.4 億円でした。同年度の予算は693.4億円でした。

携帯電話等エリア整備には全体の1.38%にあたる9.2億円が使われました。

主な使い道

 主な使い道は、地デジ移行対策でした。44%にあたる293.3億円が地デジ対策に使われました。
 低所得世帯への地デジチューナー等の支援(無料配布)に54.4億円(総務省からNTT-MEへの支払い)、デジタル受信相談に210.4億円などです。

  700MHz帯での携帯電話は2年遅れることが、2016年1月6日の総務省発表で確認できました。

600Mbps対応SoC量産開始

 Snapdragon820の量産が開始されました。Sumsungが、Exynos 8と一緒にSnapdragon820の量産を開始したと発表しました。Snapdragon820は600Mbps 対応Exynos 8も600Mbps 対応SoCです。

 KDDI mobileが終了します(KDDIアメリカの発表) 。これにより、KDDIグループによるソフトバンクグループの回線の販売が終了します

NokiaがAlcatel買収完了

 NokiaがAlcatel-Lucentの買収完了を発表しました。Nokiaは、ネットワーク機器のシェアメーカーになります。

Microsoft SIM Card

Microsoft SIM カードが登場しました。

マイクロソフトのCellur Dataアプリに対応したMicrosoft SIM カードが、世界30カ国以上で使えるそうです。

Cellur Dataアプリは、Windows 10対応です。

中身はTransatelのSIM

自動車用Snapdragon 発表

自動車用のSnapdragon、Snapdragon 820 Automotiveを、Qualcommが発表しました。

自動車用として、V2X用に 802.11p による DSRCをサポートしていることが特徴です。

携帯電話3社が公開した総務省が定めたガイドラインに基づく実効速度を、OS別、上り下り別に集計しました。
モバイル3社の実効速度比較、OS、上り下り別

Wi-Fi HaLow / 802.11ah

Wi-Fi Alliance が、Wi-Fi HaLowを発表しました。

IEEE802.11ahに対応するWi-Fi Allianceでの規格名称がHaLowです。

IEEE802.11ahは、サブギガ(900MHz)帯域で運用できる無線LAN規格です。

伝送距離: 1 km、 データレート:100 Kbps以上のIoTなどの用途を想定した規格として、2016年3月の完了を目指して仕様検討が行われています。

Wi-Fi HaLow / 802.11ahで使用する周波数

au自社の実効速度を、携帯3社が公開しましたが、auの上り速度の全国平均が掲載されていなかったので、上り速度集計して、3社の上り速度も比してみました。

speed-servay-Jan-2016.png
ドコモ、au、ソフトバンクの実効速度

携帯電話3社が、総務省が定めたガイドラインに基づき計測した実効速度を公表しました。


右のグラフは、3社の公表値(全国)です。

グラフは、総務省指定の箱ひげ図になってます。

実効速度グラフの見方.png



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