DoCoMo 375Mbps化

DoCoMo-PREMIUM4G.png

ドコモが、2016年夏モデルの発表の中で、高速サービスの提供開始をアナウンスしています。

  • 下り375MbpsFD-LTEの3CAで提供
  • 下り370MbpsTD-LTEとFD-LTEの3CAで提供

3G(FOMA)の利用者用の帯域確保などの事情により、これら高速エリアは極めて限定的になっています。

ドコモは、2017年度には500Mbps以上、2020年までに1Gbpsの実現を目指しています。

TDDとFDDの3CAで370Mbps

下り最大375MbpsをTDDとFDDの3CAで提供しますDoCoMoが提供するTDDとFDDの3CAによる370Mbpsサービス

  • 下り
    • 3.5GHz帯のTDD 20MHzで110Mbpsを2波
    • 1.7GHz帯のFDD 20MHzで150Mbpを1波
    • 2x2MIMO
  • 上り
    • 最大 50Mbps(1.7GHzのFD-LTE)
エリアは東名阪の一部に限定

エリアは、1.7GHz帯(B3)が東京・名古屋・大阪の大都市部に限って使える東名阪バンドですので、370Mbpsエリアは東名阪の一部エリアに限定されます。

3.5GHz帯でのTD-LTE

ドコモは、3.5GHz帯に40MHz幅のTDDライセンスを持っているので、20MHzの2波に分けて使用します。

20MHz幅を上りと下りが時分割で使用し、20MHz幅1波(CAなし)で、下り最大110 Mbpsを2x2 MIMOにより実現しています。

2波で220Mbpsになります。

ドコモのTD-LTEはアドオンセル

ドコモのTD-LTEの小型基地局は、より広いエリアをカバーするマクロセルの上に3.5GHzのエリアを重ねる「アドオンセル」となります。

人が多い繁華街などに、スポット的に3.5GHz帯のTD-LTEの小型基地局を設置し、アドオンします。

ドコモのTD-LTEは、エリアの拡大ではなく、混雑地域の容量を厚くすることに貢献します。

FDDの3CAで375Mbps

800MHz/1.7GHz/2GHz帯のFD-LTEを3波束ねて375Mbpsのサービス、2016年5月下旬に提供開始します。

  • 2GHzの15MHzで112.5MH
  • 800MHzの15MHzで112.5Mbps
  • 1.7GHzの20MHzで150Mbps

この構成では、800MHz帯と1.7GHz帯は、ドコモの持っている帯域を全てLTEに割り振っており、3Gが使えません。

エリアは限定(3Gと東名阪バンドが足かせ)

375Mbps対応エリアは、新宿と池袋 のごく一部に限られます。

800MHz帯(B19) は、3G(W-CDMAのFOMA)で使用している帯域なので、800MHz帯の15MHz幅全てをLTEに割り振って375MHzエリアを展開すると、3Gのエリアに穴が開きます。

いずれ3G向けの利用が減り800MHz帯をLTEに切り替えてゆけば、エリアを拡大できますが、ドコモは3Gの利用動向を慎重に見極める考えです。

1.7GHz帯(B3)が『東名阪バンド』ですので、375Mbpsエリアは東名阪に限定されます。

FDDの3CAで337.5Mbps

1.7GHz帯(B3)も『東名阪バンド』の代わりに全国バンドの1.5Gz帯を使った337.5Mbpsサービスも展開します。

  • 2GHzの15MHzで112.5MHz
  • 800MHzの15MHzで112.5Mbps
  • 1.5GHzの15MHzで112.5MH
    (1.7GHz帯ではなく1.5GHz帯です)
エリアは限定(3Gが足かせ)

1.7GHz帯(B3)の利用によるエリアの足かせはなくなるものの、337.5Mbpsのエリアも800MHz帯の15MHzを全てLTEで使ってしまいますので、提供エリアは限定です。

FDDの3CAで300Mbps

エリア展開のハードルを下げた、300MHzのサービスも展開されています。

800MHz/1.5GHz/2GHzの3CA で300Mbps

  • 2GHzの15MHzで112.5MHz
  • 800MHzの10MHzで75Mbps
  • 1.5GHzの15MHzで112.5MH
    (1.7GHz帯ではなく1.5GHz帯です)

この下り最大300Mpbsエリアがある都市は640になっています。

エリア展開のハードルは低い(3Gに穴は開かない)

800MHz(B19)にW-CDMA用の5MHzを残して、LTEで使う帯域を10MHzに限定しているので、300Mbpsエリアを作っても3Gエリアに穴はあきません。

3Gが圏外になることはないので、300Mbpsエリア拡張のハードルが下がります。

1.7GHz帯(B3)も使っていないので、東名阪の足かせもありません。

300Mbpsエリア化により3Gが圏外になることはありませんが、3Gに使える帯域が削られますので3Gの速度が低下します。

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