Evolved HD Voice

EVSとWB-AMRの音質(VoLTEのCODEC比較)

ドコモがVoLTEの高音質化をVoLTE(HD+)として発表しました。

2016年5月11日(水曜)より提供中です。

VoLTE (HD+)

VoLTE(HD+)は、VoLTEのCODECをEVSに変えることにより、AMR-WBを使った現行のVoLTEをさらに高音質にしたVoLTEの新バージョンのVoLTEです。

EVSとAMR-WBの通信量(ビットレート)はほぼ、同じですが、EVSのほうが高音質です。

EVS

EVSは、最大で20KHzの音声帯域、128Kbpsのビットレートに対応しています。

しかし、ドコモのVoLTE(HD+)は、現行のVoLTE端末との通信のため、 AMR-WB互換モードでEVSを使用します。

AMR-WB互換モードは、ビットレート6.6 ~ 23.85Kbps、音声帯域14KHz(超広帯域)までの対応です。

音声通話の帯域、3G、VoLTE(WB-AMR)、VoLTE(EVS)
帯域
Bit Rate (kbps)
狭帯域
(NB)
5.9, 7.2, 8, 9.6, 13.2, 16.4, 24.4
広帯域
(WB)
5.9, 7.2, 8, 9.6, 13.2, 13.2ca, 16.4, 24.4, 32, 48, 64, 96, 128
超広帯域
(SWB)
9.6, 13.2, 13.2ca, 16.4, 24.4, 32, 48, 64, 96, 128

フル帯域
(FB)
16.4, 24.4, 32, 48, 64, 96, 128


13ca:13Kbps-channel-aware


EVSの特徴
  • 低遅延

    符号化のア ルゴリズム遅延が32 ms以内が必須の要求条件(フレーム長20 ms,サンプルの先読 み,オーバラップも含む
  • AMR-WB 互換モードがある

    現行VoLTE端末(AMR-WB対応端末)と通信するための互換モード
  • 無音圧縮(DTX:Discontinuous transmission)をどのビットレートでもサポートする
  • 5.9Kbpsから128Kbpsのビットレートが、設定可能

    AMR-WB互換モードで使用するビットレートは、6,6 8,85 12,65 14,25 15,85 18,25 19,85 23,05 23,85Kbps
  • 網の変更はミニマム

    無線区間のデータサイズがAMR-WBと同じなので、VoLTE用に設計した網をそのまま利用可能。

    CODECにWB-AMRを使った現行のVoLTEの12.65kbpsとほぼ同等の13.2kbpsで50~14000Hzの音声帯域を伝送できる

    AMR-WB (HD音声) ベースのVoLTEをサポートしている場合は、 ネットワークがすでにアーキテクチャの前提条件を満たしているため、制御プレーンにEVSコーデック・ サポートを追加するだけでEVSでのVoLTEが利用可能。
  • 無音対応強化
    • a voice/sound activity detector (VAD),
    • a comfort noise generation (CNG) system


EVS(Enhanced Voice Services)は、3GPP Rel.12 に盛り込まれている。

  • Gの通話が固定電話相当(300Hz~3.4kHz)
  • VoLTEがAMラジオ相当(50Hz~7kHz)
  • VoLTE HD+ではさらに広い、50Hz~14kHz

対応機種でのみ利用でき、当初は「Xperia X Performance SO-04H」「Galaxy S7 edge SC-02H」「AQUOS ZETA SH-04H」の3機種でのみ利用できる

ドコモは、2016年5月11日(水曜)より提供開始

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