携帯電話と脳腫瘍

癌の診断結果すべてを公式に記録することが義務化されているオーストラリアで、携帯電話と脳腫瘍に関係を、30年分のデータから分析したレポートが発表されています。

オーストラリアに携帯電話がなかった時代(1982年から1987年)と、1987年にオーストラリアに初めて携帯電話が導入された後(1987年から2013年)で、脳腫瘍の発生率を比較すると、変化がなかったという結果でした。

オーストラリアの癌のデータ(Australian Cancer Database)を30年分(1982年から2012年まで)を調べた結果を以下のように総括しています。

  1. 腫瘍と診断された男性は1万9,858人、女性1万4,222人
  2. 70歳から84歳では、脳腫瘍が増加している。
    • >携帯がなかった1982年から増加傾向が続いているので、携帯電話とは無関係
    • この世代の増加は、脳腫瘍の診断技術が進歩した結果だと推察される
  3. 70歳から84歳以外の全ての世代(20-39歳, 40-59歳, 60-69歳)では、男性では極わずかに上昇しているが、女性では上昇していない。
  4. 携帯電話の利用者数の増加に比例するような、脳腫瘍の増加は無い。

米国政府の調査

一方、ネズミを電磁波にさらした実験では、オスのネズミで腫瘍がわずかに増加したというアメリカ政府の研究レポートもあります。

日本(総務省)の調査

総務省は、電波の安全性に関する評価技術研究を、外部委託して調査をします(総務省の発表)。

調査期間は、2016年度から2020年度まで5年間です。

目的は、

  • 電波が人体に及ぼす影響に関する、国民の不安を解消する
  • 5G等の次世代電波利用システムからの電波による人体へのばく露量を適切に評価する手法及び指針値等への適合性を評価す る方法を開発する。
  • 人体防護に関する国内法令・ガイドラインの妥当性検証
  • 国際 機関におけるガイドラインの検討

だそうです。


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