ソフトバンク、LTE網に衛星利用

ソフトバンクが、LTE網での衛星利用を発表しています。

バックホール エントランス回線として衛星を利用

LTE Satellite Backhaul.png

衛星回線でLTE基地局とコアネットワークを結びます。

ソフトバンクが使う「Gilat Satellite Networks Ltd.」のシステムは、LTE基地局を最大で200Mbpsで接続することができます。

LTEの通信速度が、最大350Mbps以上になっている現状では、200Mbpsのエントランスは細い回線ではありますが、「低コストで高速無線通信サービスの提供が可能となります」とのこと。

衛星回線は、遅延が大きいため、TCPだとスループットが極端に落ちて低速になりますが、遅延対策もしているとGilat Satelliteは説明しています。

「2016年中に商用環境でのサービス提供を目指します。」とソフトバンクは発表しています。

衛星とLTE端末が直接通信する方式

LTE via Satellite.png

LTE対応スマホと衛星基地が、静止衛星経由で通信するシステムを試作したそうです。

スマホは、衛星からの電波を基地局からの電波と同様に処理します。

スマホは、衛星も1つの基地局として認識して通信するので、衛星経由の通信のための通信方式をスマホに実装する必要がありません。

ただし、遅延が大きく、減衰も大きいことへの対応がなされています。

遅延対策として、基地局との通信がタイムアウトしないようにソフトを書き換えたそうです。

LTE-antenna-for-sattelite.png

減衰対策としては、アンテナの大型化をしています(右)。

現段階では試作ですが、商用サービスに向けた準備をさらに進めるとのことです。

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