ソフトバンク商用NFV導入完了

Ericssonが参加するOPNFVのNFV参照アーキテクチャ

ソフトバンクが、NFVの導入を完了したとEricssonが2月19日に発表しました。

今回、フルセットの仮想化を行い、インフラ(NFV、NFVI)もインフラ管理(VNFM,Orchestration)も仮想化したとのこと。

汎用ハード上に仮想化により構成して商用網に組み込んだ機能(NFV)は以下の3つ。

  • vMME:virtual Mobility Management Entity
  • CEE:Cloud Execution Environment (OpenStackベース)
  • ECM:Ericsson Cloud Manager for Orchestration (ECM)

vMMEは、専用ハードによる従来型のMMEと協調動作をしているそうです。

Open Platform for NFV (OPNFV)

Ericssonは、Open Platform for NFV (OPNFV) に準拠したNFVを提供しています。

右上の図はOPNFVの参照アーキテクチャです。

OPNFV には、NTTドコモ、AT&T、Vodafone、Telecom Italia、Cisco、Hewlett-Packard(HP)などが参加しています。

OPNFV は、統合されたオープンソースNFVリファレンスプラットフォームを作るため組織です。

OPNFV では、出来る限り、既存のオープンソースコンポーネント(OpenDaylight、OpenStack、Open vSwitch、Linuxカーネルなど)を活用しながら、NFVインフラストラクチャ(NFVI)と仮想化インフラ管理(VIM)を構築することをめざしています。

OPNFV は、EU(ヨーロッパ)標準化団体であるETSIでNFVの標準化を行っているIndustry Specification Group(ISG)とも連携しており、参照点などは同じようです。



用語

  • VNF:Virtual Network Functions
ネットワーク機能を仮想化したもの
  • NFVI:NFV Infrastructure
NFVを実行するインフラ。
ハードウェアと、仮想化層のソフトウェアで構成される。
  • VNFM:VNF Manager
NFVの制御を行うソフトウエア群
NFVの起動、停止、スケーリング、ヒーリングなどを行う
  • VNFO:VNF Orchestration
リソースの統合管理を行うソフトウエア群
新たなNFV生成要求に対するリソースの割り当てなどを行う。
  • EMS:Element Management System
NFVに固有のFCAPS(Fault, Configuration, Accounting, Performance ,Security)の管理などを行う。
  • OSS:Operation Support System
MNOでは、網内の故障や輻輳を発見・検知し、それに対応する制御や処置などを実行する
  • BSS:Business Support System
MNOでは、顧客管理やオーダー管理などを行う
  

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