Chrome,電池消費低減を目指す

Googleが、Chromeのバッテリー消費を低減すると発表しました。

Chromeで複数のタブを開いた時、バックグラウンドのタブでの処理を控えめにして、電池消費を抑えるそうです。

バックグランドのタブで負荷の大きい処理をしている場合と比較すると、CPU負荷は25分の1になるとのこと。

2020年に向かって、今後もバックグラウンドでのリソース使用制限を強化する計画も発表しています。

Chrome 57 以降のバックグラウンド タブ処理

Chrome 57 以降では、バックグラウンドの処理を、1秒に1回のタイマー実行に制限している現状(Chrome11~56 )に加えて、CPU使用時間の制限も行います。

これにより、個々のバックグラウンドのタブが使えるCPUリソースを、1コア分CPUリソースの1%以下に制限します。

  • 各バックグラウウドタブは、毎秒1回のインターバルタイマー実行でCPUを使用できる時間枠(バジェット)を与えられる。
  • バジェットは、毎秒0.01秒(将来変更の可能性あり)
  • CPUを使った分だけバジェットが減になる
  • バジェットがマイナスになると、CPUを使用できない実行できない
    (CPUを使えるのは、1秒間に0.01秒まで)
  • バックグラウンドになってから10秒たつと、バジェットによる上記制限が発動される
  • 以下の処理はバックグランド処理とみなさず、上記の制限をされない
    • 音声再生
      (バックグラウンドタブであっても、フォアグラウンド・タブと同様にCPUを使える)
    • WebSockets やWebRTCのコネクション維持するための処理はバジェットによる規制なし
      (1秒に1回のインターバルタイマーでの実行という旧来の制限は適用される)
    • --disable-background-timer-throttling フラグでバックグラウンドタブでの制限を無効にできる

今後の使用制限強化

バックグラウンドタブでのリソース使用制限を、今後さらに強化すこともGoogleが発表しています。

2020年までにはに段階的にバックグラウンド・タブでの処理を制限強化していき、最後にはバックグラウンドタブによるリソース使用をゼロにする計画です。

  • 2017年2Qまで
    • バックグラウンドタブのリソース使用制限強化をWEBサイトがFeature Policy Explainerを使って無効(Opt-Out)することが可能な仕様にする
  • 2017年2Q以降(モバイル端末での制限強化)
    • モバイル端末では、バックグラウンドでのタイマー実行を、バックグラウウドに移行後5分間許容しているが、2Q 以降は許容しない
  • 2017年3Qまで
    • バックグラウンドタブと同様の使用制限を、画面表示されなくなったフォアグランドタブ(他のアプリに後ろになって画面に表示されていない場合や、最小化されて画面に表示されていない場合など)にも適用することを検討中
  • 2018年までは
    • バックグラウンドタブのリソース使用制限強化を無効(Opt-Out)することが可能
    • Opt-Outしなけば、N分後にはインターバルタイマー実行を無効にする
  • 2018年以降
    • タイマー実行以外に、バックグラウンドタブでコンテンツをダウンロードする処理も制限することを検討中
  • 2020年以降
    • バックグラウンドタブのリソース使用制限強化を無効(Opt-Out)にできなくする(全て停止)

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