LPWAで100㎞以上の遠距離通信

100km以上の遠距離通信ができるLPWA:Low Power Wide Area)ネットワーク技術を開発したとSONYが発表しました。

性能

  • 100㎞以上の遠距離通信が可能
  • 100km/hの高速移動中でも安定的に通信可能
  • 実転送レートは80bps
  • 通信方向は1方向のみ(双方向通信については検討中)
  • 受信感度は-142dBm
  • 周波数帯は920.6M~928.0MHz

方式はSONY独自

  • 新たに開発した高性能誤り訂正信号処理によりデータの欠落も復元可能
  • GPS信号を受信可能ならGPS衛星の時刻情報を使って、送・受信の周波数とタイミングを補正し、通信の信頼性をより高める。
  • 受信機にはTVチューナーなどで使われる高ダイナミックレンジで相互変調歪みに強いチューナーLSIを搭載

コイン電池で10年動作可能

送信時間の短縮などで、コイン電池での動作が可能とした。

パケットの複数回送信に要する時間が0.4秒と短い。

  • 0.4秒間にパケットを複数回送信する
  • 受信機は複数回にわたり送信されたパケットを波形合成する

新開発の低消費電力送信LSIの搭載などにより送信モジュールの消費電力低減もされており、1日1回の位置データ送信なら、コイン電池1個で10年間の動作が可能。

920MHz帯使用

ARIB T-108「920MHz帯テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備規格」に準拠。

  • 帯域幅 13.8MHz
  • 占有帯域幅 1000kHz
  • 送信電力 20mW
  • 免許不要

想定用途

  • 携帯者の位置情報をリアルタイムに把握する見守り、山や海での遭難対策
  • 自転車や車などのレンタル事業での資産監視
  • ドローンの位置情報追跡、監視

SONYは商用化を目指しているそうですが、時期の発表はありません。

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