高出力端末(HPUE)を解禁

高出力端末(HPUE)を解禁しても問題ないとする検討結果が、新世代モバイル通信システム委員会報告概要に記載され公開されました。

HPUE:High Power User Equipmentにより、2.5GHz帯のTD-LTE(WiMAX2+とXGP)端末の送信する電波出力を現在の2倍の400mWにすることができます。

出力を2倍にしても、不要発射や隣接チャネル漏洩電力が許容範囲内であることが報告に記載されています。

この報告を受けた後、総務省がHPUE解禁に向けて、省令等を改訂するもの思われます。

HPUE_by_Sprint.png

HPUE により、基地局のカバレッジは1.3倍になることが期待されています。

端末の出力を上げるだけでカバレッジが拡大するのは、カバレッジが基地局側の出力よりも端末側の出力に依存しているためです。

期待どおりなら、セル半径は14%大きくなり、同じ面積なら2割ほど少ない基地局でカバーできることになります。

Sprintによれば、2.5GHz帯でHPUEを使うと、1.9GHz帯とほぼ同等の広さをカバーでき、屋内伝搬も、1.9GHz帯の屋内伝搬の90%程度まで改善するそうです。

Sprintは、HPUE対応を2016年12月に完了したと発表しています。

HPUE対応端末は、LG G6が2017年2月に登場し、3月にはGalaxy S8が、4月にはZTE MAX XLが登場しています。

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