2017年9月アーカイブ

GoogleがHTC買収を発表

台湾のHTCを買収することをGoogleが正式に発表しました。
HTCのもプレスリリース
も出ています

HTC全体の買収ではなく、Google向けスマホ開発部門の限定的買収により、HTCとGoogleの戦略的提携関係を強化するといった意味あいの強い買収です。

発表された内容の以下のとおりです。

上限突破でも速度制限なし

T-mobileが月間通信量の上限を50GBにアップしたこと発表しました。

T-mobileは、データ使用量の上限の50GB超えても、速度制限をしません。

速度制限の代わりに優先制御をしています。

上限突破した端末との通信の優先度を、上限突破していない端末との通信より下げるだけで、速度制限はしません。
上限突破前の端末との通信が優先されるだけなので、混雑していない時間帯やエリアでは、上限突破後でも高速通信できます。

伸ばしも畳んでも洗っても壊れない布に貼る太陽電池

衣類に貼り付け可能で、伸び縮みしても折り畳んでも壊れない、洗剤でモミ洗いもOKな太陽電池を理研が発表しました。

発表された太陽電池の概要

  • 薄さ3μm (基板フィルムは1μm)
  • 基板フィルムを封止膜でサンドイッチ構造
    • 封止膜(ゴム)をあらかじめ引張させて基盤フィルムを双方向から挟んでいる
    • 基盤フィルムは超薄型有機太陽電池
      • PNTz4Tを用いた逆型構造の有機半導体ポリマー太陽電池
        (逆型:太陽電池の層構成を「順構造」とは逆にしたタイプ)
  • エネルギー交換効率は7.9%
  • 曲げたり、つぶしたりしても動作する
  • 耐水性あり
    • 5分間の水中浸漬では、ほとんどエネルギー変換効率の低下なし
    • 120分間の水中浸漬でエネルギー変換効率の低下は5%程度
  • 伸縮性あり
    • 約50%の伸縮を繰り返し行った際にも、エネルギー変換効率は初期の80%

スマホ充電の可能性

AWSに秒単位課金

AWSに秒単位課金を導入するとAmazonが発表しました。

EC2のOn-Demand, Reserved, Spotの Linuxインスタンスと、EBS、EMR 、AWS Batch の課金が、1時間単位から1秒単位に変更になります。

10月2日から、全リージョンで、既存インスタンスも含め1秒課金になります。

基地局を高密度に配置してエリア品質を上げることを、エリア面積を広げて人口カバー率を上げることより優先して、ソフトバンクが3.5GHz基地局整備を行っています。

下記は、MNOが総務省に提出している「四半期報告の概要及び確認」の2017年1-3月期報告からの数値です。


ソフバン KDDI ドコモ
2017年
7月現在
特定基地局数 2,659 1,720 3,393
内高度特定基地局数 986 1 1
人口カバー率 5.2% 4.6% 9.8%
エリア内人口 659万 583万 1242万
エリア内人口1万人
あたりの基地局数
4.0 2.9 2.7
2019年
度末
(計画)
特定基地局数 23,031 16,973 17,585
人口カバー率 50.50% 51.40% 55.50%
エリア内人口 6402万 6516万 7036万
エリア内人口1万人
あたりの基地局数
3.6 2.7 2.7

これを見ると、2017年3月時点の3.5GHz帯基地局数はドコモが最多で、人口カバー率もドコモが最高です。

しかし、エリア内人口1万人あたりの基地局数をみると、ドコモ2.7局/1万人に対して、ソフトバンクは4.0局/1万人です。

ソフトバンクのほうが高密度に基地局を配置していることがわかります。

2020年度3月末の計画値も、ソフトバンク:3.6局/1万人、ドコモ:2.7局/1万人で、ソフトバンクのほうが1.3倍高密度です。

ソフトバンクが低速撲滅を目的とした品質改善策を発表しました。

TD-LTEで運用している2.5GHz帯(Band41)と3.5GHz帯(Band42ha)の品質改善対象です。

Band 42は、iPhone 8/8Plus、iPhone Xが新たに対応した周波数帯です。

Band 41には、iPhone6以降のiPhoneが対応しています。

iPhoneユーザー比率が高いソフトバンクが、Band42とBand41の両方に対応したiPhone 8/8Plus、iPhone X 発表直後に発表した品質改善策なので、iPhoneを意識した改善策だと思われます

品質改善策は、下記技術により3Mbpsを下回るような「低速撲滅」を目標としています。

  • Massive MIMO 2.0  (対象:2.5GHz帯と3.5GHz帯)
  • Distributed MIMO    (対象:2.5GHz帯)
  • MultiUser MIMO     (対象:2.5GHz帯)
  • UL MultiUser MIMO (対象:2.5GHz帯)

Massive MIMO 2.0

iPhone8,Xが対応した3.5Gの状況

iPhone8/8Plusと、iPhone Xが3.5GHz帯(Band42)に対応したので、
ドコモ、au、ソフトバンク のBand 42 の基地局数がどの程度なのかを総務省のデータから拾いました。

8月12日現在の3.5GHz帯(Band42)基地局数

Google GCPへ閉域接続

GoogleもGCP(Google Cloud Platform)との専用線接続を正式に提供開始しました(Goolgeの発表)。

AWS AWS Direct Connect同様に、指定のデータセンター経由でGCPと閉域接続が可能になります。


KDDIも4.5GHz帯で5G

KDDIも4.5GHz帯で5Gの実証実験を行うと発表しました。

ソフトバンクの4.5GHz帯での実験と同様に、エリクソンとの共同実験です。

ドコモも、4.5GHzで5Gの実証実験を実施しています(Huaweiiの発表

5G用として新たに割り当てられる予定の4.5GHz帯の利用に向け、各社準備が進行中です。

アメリカのモバイル網の通信速度調査結果をSPEEDTESTが公開しました。

Speed-test-USA-Q2-2017.png

T-Mobile、Verizon、AT&T、Sprintの4社平均は以下のとおりです。

  • 下り:22.69 Mbps
  • 上り:  8.51Mbps

日本との比較

ソフトバンク4.5GHz帯で5G

ソフトバンクが4.5GHz帯で5GのPOC(概念実証試験)を行うとエリクソンが発表しました。

4.5GHz帯は、5G用として新たに確保する予定の周波数帯です。

総務省の新世代モバイル通信システム委員会報告書には、5G用の新周波数帯について以下の記載があります。

  • 3.7GHz、4.5GHz、28GHz帯の技術的条件を2018年夏頃までに策定する
  • 28GHz帯で最大2GHz幅、3.7GHz及び4.5GHz帯で最大500MHz幅を確保することを目指す


ソフトバンクは、以下のような試験をエリクソンと共同で実施するそうです。

  • 都市部で、4.5GHz帯でのMassive MIMOやビームフォーミングを利用するための試験
  • 無線区間では、virtual RANも試験
  • 両エンドとも5G無線を使ったEnd-End試験
  • コアでの仮想化(virtual EPC)も試験

このPOC(概念実証試験)は、実験用電波免許を取得しだい実施予定とのことです。

ドコモの4.5GHz帯への取組

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