RAN/無線の最近のブログ記事

KDDI LTE-M 全国展開完了

LTE-M(LTE Cat.M1)の提供エリアを全国に拡大したとKDDIが発表しました。

1回線あたり月額40円からのLTE-Mを使った「KDDI IoT通信サービス LPWA」を2018年1月から東北エリアの一部で開始しています。このLTE-Mが全国展開になりました。

料金

500万回線の契約で1回線単価が月額40円、1万回線以下だと1回線月額100円です。

LTE基地局が急ピッチで増加

LTE基地局数の推移LTEの基地局数が急激に増えています。

ドコモ、KDDI,ソフトバンクのLTE基地局の合計数は、2018年4月末時点で、378,059局になっています。

2015年から2016年頃は、前年比15%から20%増で推移していおり、伸びが鈍る傾向もありました。

2017年に入ると、一転、前年比30%増と急増しています(右のグラフ)

違法な微弱無線機器が全体の90%で、電波法に適合している微弱無線機器は10%に過ぎないという総務省の調査結果が公表されています。

電波法に違反している機器の製造業者名や型式名等をネットで公開していますが、製造業者名や型式名等の記載が無い違法機器も多い状態です。

電波法が無視され違法機器が流通している状況が続います。

5G用周波数の技術的条件

5G用に3.7GHz帯、4.5GHz帯 28GHz帯を割り当てる準備が進行しています。

総務省の新世代モバイル通信システム委員会が報告書(案)を公表しました。

報告書(案)では技術的条件を以下のように規定しています。

他システムとの共用検討

5G設備投資節約策

5Gエリア整備にかかる設備投資節約策をドコモ、KDDIなどの発表から拾ってみました。

エントランス回線の費用削減

Integrated Access and Backhaul (IAB).png

5Gの電波をエントランス回線に使うことで、エントランス回線の費用を削減できます。エントランスとして5Gの電波を使う方法は、IAB(Integrated Access and Backhaul) として標準化も進行中です。

DoCoMo IAB trial.png

ドコモは39GHz帯を使用したIABのフィールドトライアルに成功したと発表しています。

左はIABトライアルの風景です。
650Mbps,遅延1.6msecでの通信ができたそうです。

セル外の端末を救済で設備投資削減

これからはBand3

楽天とKDDIに1.7GHz帯(Band3)が割り当てられ、全MVNO4社がBand 3を使えるようになりました。

Band 3はiPhone5s以降のiPhoneや、XPERIA Z4やZenfone 3,4, Mate 10ProなどのAndroid端末など様々な端末で利用できるFD-LTEの周波数です。

iPhone 7とZenfone4の対応周波数と、MNO各社の電波を表にすると以下のようになります。

XGPとWiMAX2+でHPUE解禁

HPUE.png

2.5GHzのTD-LTE端末を高出力化によるエリア拡大を可能にする高出力端末(HPUE)の解禁が適当であるとの答申がでました。

電波監理審議会(第1048回)議事要旨に「諮問第30号」のとおり改正することが適当との答申をした」と記載されています。

諮問第30号には、2.5GHz帯広帯域移動無線アクセスシステム高出力移動局 (HPUE)の導入 (BWA のカバレッジ拡張に必要な規定の整備)が含まれています。

答申に沿って、無線設備規則の改訂が行われると、XGPとWiMAX2+の端末の電波出力を、現在の2倍の400mWにすることができます。

出力2倍のHPUE:High Power User Equipmentにより、基地局のカバレッジが面積比で約1.3倍なることが期待されます。

基地局建設費の補助額と数

基地局建設費を総務省が補助した額と、補助金で建設した基地局数を、電波利用料の事務の実施状況からピックアップしました。

1局あたりの補助額は、増加傾向。補助金で建設される減少する傾向にあります。

携帯電話等エリア整備事業金額と規模の推移

電話ボックスに基地局設置

電話ボックスを、基地局設置用に貸し出すとNTT西日本が発表しました。

電話ボックスの貸出仕様は、電話ボックスの屋根にアンテナを設置し、電話機の下部に終端装置や無線装置などを設置する仕様です。

アンテナの長さは67cm以内という制限があるので、アンテナの位置は地上3m程度と低い位置になります。

NTT東日本は、電話ボックスをWi-Fi用限定で貸出をしていますが、NTT西日本は、携帯電話の無線基地局も設置可能としています。

3.5GHz帯用として魅力

アンテナの長さや低さからも、機器設置スペースの狭さも、大きなセル半径を持つマクロセル基地局には不向きですが、ドコモが展開する光張り出し無線装置を使った高度化C-RAN(Centralized Radio Access Network)のスモールセル用には使えます。

電話ボックスが、人の多い場所に、人目につくように(電波を遮蔽する障害物に囲まれていないように)設置されており、その数も西日本だけで2万4000か所あることも魅力です。

3.5GHzを使用したドコモのC-RAN

ドコモ1.7Gと3.4Gの申請検討

総務省が新たに割り当てる 1.7GHz 帯及び3.4GHz の電波割り当てに向けて、ドコモが申請の検討を開始したことを発表しました。


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