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LTEとCDMA2000両対応モデム発表

  ZTEが、LTEとCDMA2000両対応モデム(AL600)と、LTEとW-CDMA両対応モデム(AL620)を発表 しました。

AL620
方式 下り 上り
LTE 100M 50M
HSPA+ 42Mbps 11Mbps
HSPA 14.4Mbps 5.7Mbps

AL600
方式 下り 上り
LTE 100M 50M
HSPA+ 42Mbps 11Mbps
HSPA 14.4Mbps 5.7Mbps
Rev.A 3.1Mbps 1.8Mbps

  LTE採用を発表している国内4社(ドコモ、KDDI、ソフバン、EM)全てに適合しそうな仕様です。

 ただし、周波数帯は、700 MHz, 2.6 GHzなどとあるだけで、800Mや2Gのサポートがあ るかどうか不明です。
 ZTEが、ジュネーブの「ITU Telecom World」で発表したそうです。

人口カバー率


 携帯各社が発表している人口カバー率は
ドコモ 100% 
Softbank 99.98%
KDDI 99.9%
E-mobile 90%以上
UQ com 40%程度
となっています。

 人口カバー率は、市町村の役場所在地点をカバーすれば、その市町村の総人口をカバー率にカウントできるという決め事です。
 役場周辺に基地局をおけば、圏外となる地区に何千人住んでいようとも、その市町村の総人口をカバー率にカウントできてしまいます。
 ドコモの100%は、全国の役場を100%カバーしたという意味であり、圏外となる家が零という意味ではありません。
 総務省の資料によると、エリア外人口は30万人なので、カバー率は99.75%です。

 同一市町村に基地局をいくら増やしても、カバー率にカウントできる人口は増えません。
 効率的にカバー率を上げるためには役場のカバーを優先すると効果的です。
 e-mobileが8千局で90%をカバーできるのも、役場周辺に選択的に基地局を置いているのだと思われます。

基地局数

では実際に基地局数はどのくらいかというと
今年8月の各社携帯基地局数は多い順に
ドコモ103
Softbank52
KDDI40
E-mobile8
UQ com3
単位:千 誤差:1千以内
です。
 ドコモとKDDIは800MHzの基地局がそれぞれ約3万づつもっています。
 800MHzの局一つは、2GHzの局より広い面積をカバーできますので、単純に局数だけでカバー面積は決められません。

 エリア充実度を表す指標にどんな数字を使えば実感にあうのためしに、基地局数で加入者を割ってみると
加入者数は、多い順に
ドコモ55,007,000
KDDI31,052,000
Softbank21,093,000
E-mobile1,748,000
ですので、基地局あたりの加入者は、少ない順に
E-mobile
205
Softbank404
ドコモ
532
KDDI
769
です。
 充実度No.1はe-mobileというのも実感に合わない気がします。
 サービスエリア充実度を客観的に表す良い指標はないものでしょうか。

基地局建設費

 とはいえ、サービスエリア充実には大金がかかります。
 今後、携帯各社がLTE用に今後建設するLTE用基地局数
は多い順に
KDDI29,361局
ドコモ20,700局
Softbank9,000局
E-mobile6,388局
です。
 この総務省の資料にある設備投資額を基地局数で割ってみると

ドコモ1,657万円/局
Softbank1,756万円/局
KDDI2,303万円/局
E-mobile1,008万円/局
となります。LTEのためにはRANだけでなくコアネットワークにも投資するので、局の建設費とイコールではありませんが、携帯の基地局は1局1千万円以上かかる高級品だということがわかります。

カバー率向上に向けて

 総務省が推進する 無線システム普及支援事業の資料を見ると昨年度は、国が28億円の補助金を出し過疎地対策として92か所に基地局をつくっています。基地局1局あたり2,900万円の補助です。
 カバーする地域が100世帯以下だと補助金は総額の2/3ですから、基地を1つ作るのに4,270万円かかっていることになります。この他に基地局までの伝送路補助金が30.9億出ています。
 世帯数17戸の地域をカバーするために、1,298万の補助金を出したという記事が地方紙に掲載されています。1世帯あたり100万近い金額をかけて基地局を作るのは、ビジネスとして成り立ちません。

 本当の意味でのカバー率100%を目指すと、10世帯以下の過疎地にも1千万円以上かけて基地局を建設していかなくていはなりません。カバー率100%はあり得ないのかもしれません。

 PHSは基地局単体なら1局200から300万くらい、WiMAXは100万円程度と安価なようです。
 しかしPHSは倒産の危機、WiMAXには電話端末はなしです。

 フェムトセルという手段もありますが、過疎地にはインターネットサービスさえなかったりしますので、フェムトセルも使えません。

カバー率ほぼ100%の方式


静止衛星と地上波両対応デュアル携帯 - AT&T/TerreStar
AT&Tが、人工衛星TerraStar利用のデュアル携帯を発売しますが、人工衛星利用は、屋外ならカバー率ほぼ100%です。TerraStar衛星は静止軌道にあるので、遅延や出力の面でやや不利ですし、高緯度地方では、仰角が小さくなり衛星の見通しが悪くなるなどのハンディもあります。
低軌道衛星による携帯電話 - イリジウム端末
日本国内では、イリジウム衛星を利用せい衛星電話イリジウムが利用できます。
イリジウムは低軌道衛星を利用していますので、静止衛星に比べて遅延や仰角、送信電力の面で静止衛星より有利ですが、衛星が沢山必要になりますので、コスト面で不利です。イリジウムでは66機の衛星で全世界をカバーしています。
低軌道衛星によるデータ通信 - ORBCOMM
 日本国内でも、衛星を利用した通信手段はあります。ORBCOMM なら、山も海も海外もカバーします。下り9.6Kbps、上り2.4Kbps低速であること、人口衛星数が35機とイリジウムシステムお半分程度しかないため、が上空を通過するのが10分から15分に一度であり、リアルタイム性に欠けることは短所です。
静止衛星 によるインターネット接続 - IP Star
 月額3.150円の人工衛星経由インターネットが国内で利用可能です。これは、タイが打ち上げた静止軌道衛星によるインターネット接続です。モバイルシステムではありませんが、山間僻地や離島でも利用可能です。
このほかにも、順天頂衛星GPS測位可能エリア拡大などもあります。
サービスエリアの拡大には衛星利用は不可欠なようです。
 UQ WiMAXと au 両対応のデータ通信端末(USB型、カード型)が発表されました。
 主な機能は以下のとおりです。

WiMAX と CDMA間をハンドオーバー
  • 通信をCDMA方式からWiMAX方式へハンドオーバするらしい
  • どちらも圏内ならWiMAXを優先的に選択
  • 設定でCDMA専用モードにするとCDMAだけにもできる
  • 通信に配慮しつつ、より高速の方式を選択するようです
WiMAX と CDMA(EV-DO Rev.A, Rev0, 1x)に対応
  • WiMax圏内だと下り40Mbps/上り10Mbps
  • Rev.A圏内だと 下り3.1Mbps/上り1.8Mbps
  • Rev.0圏内だと下り2.4Mbps/上り144kbps
  • 1X圏内だと   下り 144kbps/上り64kbps
対応OS
Windows XP, Vista, Windows7,Mac OS Xに対応
ドライバは、自動的にインストーラがインストール
端末タイプ
USBタイプと、Express Cardタイプ
端末のLEDについているLEDで接続先が、WiMAXかCDMAかがわかる
プライベートネットワーク接続
法人ユーザ向に、接続先限定機能 イントラネット網へリモートアクセスサービス接続CPAに対応
発売時期
12月以降
端末の価格
オープン価格
通信料金
定額も従量も両方あるそうだガ、別途発表とのこと。
KDDIがUQのMVNOとなっているので、UQと契約する必要なし。
 先日UQ WiMAXとのグローバル・ローミングを発表した米Clear Wire が、WiMAXからLTEへの変更する必要があれば対応できるように準備しているそうです。
 (原文:Clearwire CEO Bill Morrow said his company is prepared to switch to the competing LTE standard if necessary. IT Worldの記事の一番下の4行を見てください。)

WiMAXよりLTEのほうが商売上の魅力があるということなのでしょうか・・・・

auが、最大14.7Mbpsへ

KDDI(au)が、LTEへのつなぎで、CDMA2000 Rev.Aを高速化する計画があることは、4月にKDDIの小野寺社長が表明していました。このマルチキャリア方式の速度が、総務省の情報通信審議会 情報通信技術分科会であきらかになりました。

CDMA2000のRev.Aマルチキャリア方式を使って、受信時最大14.7456Mbps,送信最大5.5296bpsの通信速度を実現するようです。

KDDI(au)が、受信時最大14.7Mbps、送信最大5.5Mbps になると、
ドコモのHSUPA受信時最大7.2Mbps、送信最大5.7Mbps を抜いて
EモバのHSPA+受信最大 21.6Mbps、送信最大5.8Mbps に迫ることになる。

CDMA2000 Rev.Aで3波を束ねることで実現するようです。KDDIは、Rev.Bは使わず、UMBもやらず、Rev.Aを高速化することで延命し、LTEへつなぐようです。

LTEのベンダー選定

KDDIがLTEの機器ベンダを選定したことがニュースになっていたので、
モバイル各社のLTEベンダー選定状況を表にしてみました。
LTEベンダー.pdf

KDDIは日立、ドコモは富士通、ソフトバンクはHuawei中心に進むようです。
基地局は、NECがドコモもKDDIもカバーして一歩リードなのかな。

サービスの開始時期は、
2010年
 日:ドコモ
 独:T-モバイル
 伊:テレコム・イタリア
 米:ベライゾン・ワイヤレス

2011年
 米:AT&T

未確定(時期のコミットなし)
 日:ソフトバンクモバイル,イー・モバイル,KDDI
 西:テレフォニカ
 仏:オレンジ(フランス・テレコム)

といったところでしょうか。

DC-HSPA Rel.9

 エリクソンが、HSPA Evolutionで56Mbps伝送を、米国のラスベガスで開催の CTIA Wireless でデモしているそうです。

3.9G網はレイヤ2で

 IEEE802.1ah PBB:Provider Backbone Bridgesが3.9Gでは使われるそうです。
 NTTドコモのLTE網の通信インフラにIEEE 802.1ah対応のスイッチが採用されたとNECが発表しています。

HPSA+端末発売

 HSPA+対応の端末が発売されました。USBスティック型の端末で、通信速度は下り最大21.6Mbps、上り最大 5.76Mbpsです。

 発売は09年4月から、通信事業者は未公共。ですが、いくつかの通信事業者に採用される見込だそうです。09年の早期にサービス開始されるとの見込だとも言っています。香港の通信事業者PCCWと共同でデモをしています。

トラフィック2倍、契約1.4倍

 インターネットトラフィックが988Gbpsになったと総務省が発表しています。増加は、3年間で2倍のペースをキープしています。

年内にもLTE試験運用開始

 CDMA2000 EV-DO網を持っているVerizonがLTEを始めるそうです。
公式サイト以外の情報も混ぜてまとめてみると、以下のような計画になるようです。
  • 今年夏以降に2都市で試験運用開始
  • 最初はPCユーザ向けデータ通信
  • 2010年には25~30都市に拡大し商用化
  • 2011中頃にはLTEのスマートフォンリリース
  • ピークレイトは商用化時に発表
     (フィールドトライアルでは50-60Mbpsだった。商用時には80Mbpsを目指すとも)
  • 周波数は700MHz
  • ネットワーク機器は、Alcatel-lucentとEricssonから調達
  • IP Multi-Media Subsystem (IMS) は、Nokia SiemensとAlcatel-lucentから調達
 EV-DOからLTEへというパスは、au の計画とおなじようです。

EV-DO から LTEまで

 EV-DO Rev.B、HSPA+、DC-HSPA+、LTE など欲しい機能全部入りのチップセットがQualcommからリリースです。
 Qualcommが来年リリースするベースバンド処理チップMSM8960+トランシーバQTR8610は、3G~4Gのほとんど全ての移動通信システムに対応するそうです。
LTEの実験を、各社が展開しています。
  1. 2007年  2月 ドコモ屋外実験
  2. 2008年12月 イーモバイル屋外実験 
  3. 2009年  2月 ソフトバンクモバイル屋外実験
実用化がされている次期は、
  1. 2010年 ドコモ
  2. 2011年 イーモバイル
  3. 2012年 ソフトバンクモバイル
実験を開始した順番とほぼ一致しています。
 KDDIもLTEを採用です。昨年11月7日に、総務省で開催された「3.9世代移動通信システム等の導入に係る公開ヒアリング」でKDDIの伊藤副社長が2012年頃にLTE実用化の意向を表明しています。
 KDDI、ドコモ、ソフトバンク、e-mobileが熱望している3.9世代用周波数割り当て方針を、総務省が公表しました。
   「3.9世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設に関する指針案等に対する意見募集
   「3.9世代移動通信システムの導入のため特定基地局の開設に関する指針案等の概要


 要約すると、「1.5G帯に10MHz幅で2社、15M幅で1社、1.7G帯に10MHz幅で1社を割り当てる方針」です。
 1.5G帯15Mがお得にみえますが、この枠では15MHz幅を利用できる地域は当初限定的で、東北,信越,北陸,四国,沖縄以外の地域では5MHz幅しか利用できません。全国で15MHz幅を利用できるようになるのは2014年4月以降になるそうです。

UMBとLTE

今日の2級講習会で、「3GPP2はUMB、3GPPはLTE」という説明に対して、「KDDIは3GPP2なのにLTEなんですか?」という質問が出ていました。
なかなか、鋭い突っ込み質問です。KDDIがLTEに向かっているという話が巷では既成事実のように語られています。
MCPC検定試験は、各社の戦略ではなく技術の検定です。KDDIがLTEを採用しようがしまいが、3GPP2はUMBです。

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