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MVNOがMNOに支払う接続料

MVNOがMNOに支払う接続料を値下げを総務省が検討しています。

接続料は、電気通信事業法第34条第3項で「能率的な経営の下における適正な原価に適正な利潤を加えたもの」が上限と規定されており、具体的には以下の式で求めることになっています。

L2接続料の算定式

この式の中見直しを、総務省配下の、「ICTサービス安心・安全研究会」が「モバイル接続料の自己資本利益率の算定に関するワーキングチーム」で検討しています。

現時点の主な論点は、適正利潤の計算方法、★印の部分の見直しです。

β見直し

b-mobile_data_plan.png

日本通信が新料金プラン25GB定額発表しました。

25GB定額は、月間25GBまでは速度制限なし使えるプランで月額2,380円(データ通信専用の場合)です。25GB超過後は最大200kbpsに制限されます。

現行の高速定額は、データ量制限なし(使い放題)かつ速度制限なしで月額1,980円(データ通信専用の場合)です。

速度制限なしで使えるデータ量に制限も上限も無い使い放題の高速定額が1980円で、25G超過後は速度制限かかる新プラン25GB定額が2380円ですので、実質値上げです。

新プランを選択する理由が見当たりません。

Biglobe SIMが、TCP制御装置導入を発表しました。

Dynamic-TCP-opt.png

MNOとMVNO間のL2回線でのTCPパケット破棄による再送を抑止して、L2回線のトラフィクを削減することが目的です。

再送抑止は、NECのTMS:Traffic Management Solutionにより実現しています。

TMSの機能

MVNOがMNOを上回る

移動系通信の契約数におけるMNO・MVNO別の純増数の推移

MVNOの純増数がMNOの純増数を上回る状況が1年以上続いています。

右は、総務省が公表した「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ」にあるグラフです。

直近1年間は、MVNOの純増数340万になり、MNOの純増数235万の1.44倍となっています。

MNOではKDDIがNo.1

接続料金と端末販売見直し

総務省が「SIMロック解除」、「端末購入補助」、「MVNOとの接続料金」などを見直すための会合を開催する発表しました。11月には結論を出す予定です。

ドコモもMVNO並みの単価に

ドコモが月間100GBプランなどの新料金プランを発表しました。

ソフトバンクとKDDIがMVNO並みの単価になったことに追随した新料金プランです。

ドコモの100GBプランの1GBのパケット単価は、1GBあたり約270円となります。

Unit-price_mobile-data.png

MNOがMVNO並みの単価に

ソフトバンクが発表した料金プラン「ギガモンスター」と、KDDIが発表した料金プラン「スーパーデジラ」のパケット単価は、1GBあたり約266.7円(月間30GBプランの場合)となり、MVNOと同水準になります。

MVNOの各社のデータ料金単価は、1GBあたり月額250から350円のレンジにあります。

mobile_data_unit_price.png

自前HLR/HSSでのコスト削減額

ドコモがIIJにHLR/HSSを解放したことにより、IIJは、ドコモへの支払う料金を5年間で40億円から200億円削減できる可能性があります。

HLR/HSSを解放に伴う設備投資が、仮に50億円だったとしても、5年で回収できることになります。

(1)SIM貸与料で5億減

mineoがプレミアムコースのトライアルを有償化して受付再開します。

プレミアムコース無償トライアル(受け付け終了)の満足度が高かったので、商用サービス化に向けて、

  • 有償でも使ってもらえるか/正規なサービスとして商用化できるか
  • 月額800円で顧客満足度が得られるか/高すぎないか

を評価することが目的だそうです。

ドコモがHLR HSS解放

ドコモがHLR HSSをIIJに解放しました(IIJの発表)。

IIJが発表した内容

IIJがKDDIのMVNOに

IIJが、auの回線を利用した「IIJmioモバイルサービス タイプA」を提供開始すると発表しました。

提供開始は10月1日からです。

IIJ はドコモ回線とKDDI回線の両方でMVNOを展開することになります。

NTTドコモ回線のSIM(タイプD)とKDDI回線間のSIM(タイプA)を混在させて利用したり、タイプD/タイプA間で高速データ通信量のシェアも可能とのこと。

料金プラン

U-NEXTが日本通信の事業継承

日本通信のMVNO事業を、U-NEXTが引き継ぐために、両社が具体的に協議を進めるこで合意しました(U-NEXTの発表日本通信の発表)。

協議が進めば、日本通信がMVNE、U-NEXTがMVNOとなり、日本通信はb-mobileブランドで展開している個人向けMVNO事業から手を引くことになります。

U-NEXT

ソフトバンクのMVNO誕生

月間
データ量
基本料
(月額)
3GB 1980円
5GB 2380円
10GB 3380円

ソフトバン網を使ったMVNOがサービスを飛騨ケーブルネットが2016年8月22日から開始します(MVNOサービス [Hitスマホ] 提供開始の案内

基本料金は右のとおりで、同社のCATV加入者は月額400円割引になります。

通話料は、国内なら30秒毎に20円。SMS送信は、1通3円です。

端末は、富士通 arrows M03、FREETEL SAMURAI MIYABI(雅)、Priori3 LTE などとなっていますが、価格は不明です。

MVNEはソフトバンクパートナーズ

法人MVNO契約増

IIJ-mobile-IDs.png

IIJが2016年度1Qの決算を公表しました。

MVNO契約者数を見ると、個人の伸びが鈍化し、法人が急増しています。

法人契約と個人契約の合計は、前年同期比149%の1,823,940になりました。

1年前は、前年同期比191%の伸び率でしたが、伸び率は低下をつづけています。

MVNOのL2接続回線

MVNOは、低料金で高速サービスが提供できません。

MNOへのL2接続料金が、インターネット接続料金のほぼ1000倍になっていることがネックです。

MVNOーMNO接続.png


それでも、高速化するために、MVNOは、L2接続に工夫をしています。

200Kbpsでどの程度使えるか

バーストモードや200Kbps、500Kbpsといった低速サービスなどを、MNOに無いサービスをMVNOが展開しています。

IIJの資料から低速メニューやバーストモードが、どの程度使えるかみてみました。

LINEは問題なし

ソフトバンク回線を使ったプランをMVNOのU-NEXTが発表しました。

「U-mobile」ブランドの新たなサービスとして、「U-mobile SUPER」を、ソフトバンク回線を使って開始します。

「U-mobile SUPER」概要

MVNOの品質はバラつき大

MMD研究所が、格安SIMサービスシェア上位10サービスの速度調査結果を発表しました。

最速のMVNOと最下位のMVNOでは約6倍の差が出ています。

混雑する時間帯の昼休みだと10倍以上の差になっています。

MVNOの高速化限界

MVNO のデータ通信回線の太さを、MVNOの収入とMNOとの接続料金から推計してみました。

MVNOの回線の太さは、MNOの回線の70%程度で収支限界に達していると推計できます。

MVNOのARPU推計値は、1770円

MVNOの収入

MM総研が「スマートフォン・MVNOの月額利用料とサービス利用実態(2015年12月)」を発表しました。

同社の2015年3月調査と比べ9か月間で、

MVNOの音声対応SIM料金は、月額1300円(38%)減少し、

MVNOのデータ専用SIM料金は、月額350円(29%)増加

しています。

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