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初回3000円の壁、崩壊

MVNOでは月額1000円以下の通信料金は普通ですが、初回に支払う登録手数料などには3000円の壁がありました。

登録手数料などが不要なプリペイドSIMの場合も、初回購入額に3000円に壁がありました。

この3000円の壁が崩れました。

ギリギリのMVNO

MVNOが、MNOに支払う料金は、全ユーザが通信量上限まで使った場合、逆ザヤになるようです。

MNO各社の、L2接続料金のうち、回線接続料は以下のとおりです。

10Mbps単位だったり、1Mbps単位だったり様々です、ざっくり1Mbps単位の料金に丸めました

上限まで使われると7GBプランは赤字確定

通信速度が、125Kbps から 500Kbps の格安SIMをMVNO各社が提供しています。

125Kbps ,200Kbps、 500Kbps にどんな違いや意味があるのか確認してみました。

動画は500Kbpsから

SIMロック解除促進と、格安SIM(MVNO)でのテザリングを推進することが適当である。 という答申(案)を、総務省の情報通信審議会 2020-ICT基盤政策特別部会がとりまとめました。

一部のAndroid端末では、MVNOのSIMでもテザリングできるようにする手段もありますが、テザリング用APNの開放の推進により、テザリングのハードルが下がることになりそうです。


総務省の情報通信審議会 特別部会(第4回)配付資料・議事概要・議事録

データ専用SIMの新プラン

日本通信とKDDIがデータ専用SIMを10月20日に発表しました。

日本通信は通信量上限が月間10GBの大容量データSIMを発表KDDIはプリペイドのデータSIMを発表です。

データ通信専用のSIMは、通信量毎に様々な料金プランが出ています。

Charges-4-Data-SIM.png

コンビ初のスマホ販売開始

ミニストップ全店で、スマホ「ALCATEL ONETOUCH  IDOL 2 S」を販売開始するとミニストップが発表しました。 

ALCATEL_ONETOUCH _IDOL_2_S.png

コンビでスマホを販売するのは初だそうです。

代金は、スマホ(一時金)が37,713円

月額料金は

  • 基本料月額1,650円+通話料
  • 電話が30秒毎に秒20円
    • 基本料に無料通話なし
  • データ通信速度は、最大150Mbps
  • データ通信量は、月間2GBまで
    • 2GB超過後は、200Kbpsに制限

縛り無しです。

モバイルデータ通信量の上限の引き上げ競争が、アメリカで起きています。

AT&Tが月間通信量上限を2倍に引き上げるキャンペーンを9/27に発表しました。

Verizonも月間通信量上限を引き上げると10/1に発表しAT&Tと同水準にしました。

Sprintは月間通信量上限を2倍したAT&Tのさらに2倍に引き上げるキャンペーンを10/1に発表してAT&T対抗しました。

主要3社が、料金据え置きでデータ通信量を2倍以上に増やした結果、アメリカのモバイルデータ通信料金は、ビット単価が一挙に半額以下になりました。

AT&Tの
キャンペーン料金


月額

 月間通信
量上限

$130
(¥14,300)

30GB

$150
(¥16,500)

40GB

$225
(¥24,750)

60GB

$300
(¥33,000)

80GB

$375
(¥41,250)

100GB

Verizonの
キャンペーン料金


月額

 月間通信
量上限

$130
(¥14,300)

30GB

$150
(¥16,500)

40GB

$225
(¥24,750)

60GB

$300
(¥33,000)

80GB

$375
(¥41,250)

100GB

Sprintの
キャンペーン料金


月額

 月間通信
量上限

$130
(¥14,300)

60GB

$135
(¥14,850)

80GB

$220
(¥22,000)

120GB

$270
(¥29,700)

160GB

$330
(¥36,300)

200GB






データ通信量の水準も日米では桁違いです。

日本では月間通信量上限が7GB程度なのに対して、データ通信量の水準100GBとか200GBの料金プランを作っての価格競争に突入しています。

日本の料金と、アメリカのモバイルデータ通信料金を比較すると、月間10GBを超える領域では、日本のMVNOの料金より、アメリカMNO3社の料金のほうが、桁違いに安くなっています。

グラフにすると、10GB以上の領域で競争の無い日本と、数十GB以上の領域でも競争している米国の違いが顕著に現れています。


mobile-data-plans.png

低下するMVNOの料金

NTT系のMVNOであるIIJとOCNが月間通信量上限を引き上げました。

MVNO-charges.png

料金据え置きで、月間通信量の上限をUPさせており、実質値下げです。

その結果、MVNO各社の料金はほぼ同じ水準にならびつつあります。

MVNO各社の料金は、

  • 月間1GBから4GBプランは、
    月額2,000円~3,000円
  • 月間5GBから7GBプランは、
    月額3,000円~5,000円
  • 月間10GBになると、
    月額7,000円~14,000円


といった料金水準に収斂しつつあります(右のグラフ)。



KDDIがMVNEを設立します(KDDIの発表)。

旗艦
ブランド
セカンド
ブランド
NTT系 DoCoMo OCNモバイル
IIJmio
KDDI系 au KNE
ソフバン系 Softbank Y!モバイル

auモバイル回線を、卸売価格で安価に販売する事業を行う子会社始めます。

MNVOを通しての販売だけでなく、自社ブランド(KVE:KDDI VALUE ENABLER)での販売も行うそうです。

KDDIも、ドコモやソフバンは、グループ会社を通じて自社のモバイル回線の安売りを展開していますので、KDDIが卸売会社(KVE)を設立することにより、国内携帯3社が揃ってセカンドブランドを持つことになりました。

NTTグループでは、IIJがMVNE事業強化を4年前に発表、自社ブランド(IIJmio)でドコモ回線を卸売価格で販売もしています。

NTTコミュニケーションも、OCNブランドで、ドコモ回線を卸売価格で販売しています。

Y!モバイル は、MVNOではありますが、ソフトバンクのMVNOでもありグループのセカンドブランドとして機能しています

月間 1万440円以下で通信量無制限になるサービスSANNET 24H無制限クーポンをドコモのMVNO SANNET(フュージョン)が提供中です。

300円(税別)のクーポンを購入すると、購入から24時間使い放題になります。毎日300円のクーポンを買っても

300円×31日+1140円(基本料)=10440円/月

です。

通信速度は、下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbpsです。

Intelink-LTE-SIM.png

IPv4 のグローバル固定IPアドレスを割り当ててもらえるSIM、インターリンクLTE SIMをインターリンクが発売しました。

SIMカードを挿したデータ通信端末に、常に同じグローバルIPアドレスが1個が割り振られます。

インターリンクはドコモを使うMVNOです。

主な特徴

SIMの機内販売開始

Peach-n-Sonet.png

SIMが飛行機の機内販売で買えるようになります。

Prepaid LTE SIM by So-netを機内販売するとソネットが発表しました。

海外から日本にくる訪日外国人への販売を見込んで、香港、台北、ソウルなどから関西国際空港に到着するPeach機内での販売です。

  1. 機内販売でお金を払いCAから引換券(レシート)をもらう。
  2. 到着後、空港内の売店で機内販売のレシートを提示してSIMパッケージを入手
  3. Webからアクティベーション(利用開始の手続き)を手続きをする
  4. スマートフォンなどSIMを装着

という手順だそうです。

スマホなどの端末は機内販売しません。

MVNOのサービスと料金

MVNOの音声通話機能付きのSIMカードは、通話ができても通信速度は数百kbps の速度制限がかけられているサービスが多かったのですが、最大150Mbpsで月間1GBから3GBまで通信できるサービスが続々と登場しています。

最近のサービスは、月額1500円から2000円で、電話ができ、月間1GBから3GBまでの通信を150Mbpsできるようになっています。

音声通話とデータ通信ができるMVNOサービスと料金プランのいくつかを表にしました。

b-mobile
スマホ電話SIM
mineo +Talk S2 みおふぉん
(ミニマムプラン)
U-mobile
スタンダード
b-mobile
スマホ電話SIM
高速オプション
提供会社 日本通信 Kオプティコム SO-NET IIJ U-NEXT 日本通信
利用MNO ドコモ KDDI ドコモ ドコモ ドコモ ドコモ
基本料金 1,560円 1,590円 1,890円 1,900円 1,980円 3,120円
通話料 20円/30秒
無料通話分数 なし
SMS 3円/1通
一時金 3,000円
月間通信量
上限
- 1GB 1.5GB 1GB 3GB 3GB
余った通信量
の翌月繰越
× ×
家族の通信量
余りを利用
×
5回線まで
(5GBシェア)

3回線まで
(3GBシェア)
× ×
3日間
通信量上限
360MB 500MB 360MB 366MB あり 360MB
下り
最大速度
0.2Mbps 150Mbps 150Mbps 150Mbps 150Mbps 150Mbps
上り
最大速度
0.2Mbps 25Mbps 50Mbps 50Mbps 50Mbps 50Mbps
上限到達後
の最大速度
0.2Mbps 200kbps 300Kbps 200kbps 128Kbps 200kbps
着信転送 無料 無料 無料 無料 無料
キャッチホン 月額
200円
無料 月額
200円
× 月額
200円
迷惑電話
撃退
無料 月額
100円
無料 無料 無料
番号通知
リクエスト
× 無料 × ×
留守電 月額
300円
月額
300円
月額
300円
× 月額
300円
海外での
080/090利用
050番号提供 × × × ×
050番号利用
(基本料)
× 無料(0円) × × ×
050通信料
(モバイル宛)
× 18円/1分 × × ×
050通信料
(家電宛て)
× 8円/3分 × × ×
追加容量
オプション
なし 150円
/100MB
500円
/100MB
300円/100MB なし 300円/100MB
テザリング △(無料)
ドコモ端末NG

(無料)
△(無料)
ドコモ端末NG

(無料)
LINE電話、
Skypeなど
×
速度不足
SMS利用
SMS利用料金
(基本料)
無料
(0円)
無料
(0円)
無料
(0円)
月額140円
手数料2,000円
(SIMカード新規発行
後に旧SIMカード返却)
月額150円 無料
(0円)
海外での
データ通信
× × × ×
海外でのSMS
最低利用期間 5ヶ月  12ヶ月  12ヶ月  12ヶ月 なし 5ヶ月

データ通信のみのMVNOサービス

MVNOのシェア10%目前

総務省がMVNOの市場参入状況を公表しました。

MVNOのシェアはモバイル契約者数1 億 5,325 万の9%1,375万契約になったそうです。

2年前は600万契約だったので、2年で2.3倍に急成長です。

MVNOの契約者数は、Eモバイルの契約数449.7万と、ウイルコム578.6万の合計1028万の1.3倍以上になっています。


MVNO契約者数の推移

携帯純増数の2割がIoT

モバイル純増数の21.5%がフォトフレームなどの携帯・スマホ以外のモノになっています。

純増 純増数 通信モジュール純増数 通信モジュールの割合
ソフトバンク 249,900 91,700 36.69%
au by KDDI 189,900 8,100 4.27%
NTTドコモ 140,200 24,900 17.76%
合計 580,000 124,700 21.50%

1月末の純増数に占める通信モジュールの割合は3社平均で21.5%でした(TCA集計)。

純増競争をする各社の努力が、モノのインターネット化 IoT(Internet of Things)を、推進しています。

特にソフトバンクは、携帯やスマホ以外の割合が多く、純増数の36.69%になっています。4.27%のKDDIに比べて8.6倍、数では11.3倍です。

累計 累計契約数 通信モジュール数累計 通信モジュールの割合
ソフトバンク 35,009,400 3,598,300 10.28%
NTTドコモ 62,321,800 3,328,100 5.34%
au 39,806,900 2,357,700 5.92%
合計 137,138,100 9,284,100 6.77%

累計でみると、3社平均は6.77%ですが、ソフトバンクは10.28%と他社の2倍近い割合になっておりIoTが進展しています。

通信モジュールの累計契約数でもソフトバンクはドコモを27万上回りNo.1になっています。

MVNO間の価格競争開始

MVNOの日本通信が、IIJとNTT-Cへの対向値下げを発表しました。

「日本通信は、創業以来担ってきたMVNO市場育成の役割を終え、群雄割拠のMVNO事業者とサービス内容で競う本格競争に乗り出します。」と日本通信は発表しています。

Nihon-tsushin-Plan-I-N.png

日本通信の新サービス、プランI、プランNは、他社と全く同じ料金に値下げしたサービスです。
値下げしたうえで、通信料上限を他社より若干UPして、より多くのデータを同一料金で提供します。

IIJとNTT-Cは、日本通信の元祖980円SIMを、若干下回る価格でMVNOサービスを提供していますが、優位性がなくなります。

MNOへの対抗サービス展開に加え、今後は、MVNO間でも価格競争、サービス競争を始めることになりそうです。

MVNOのシェア

MVNOの新サービス発表が目立ちます。

日本でのMVNOのシェアは、8.33%総務省13年12月13日公表データによる)です。
(契約数ベース、MNOが1億3840万加入に対して、MVNOが1,257万)

携帯とPHSに限定すると4.44%になります。
(MNOが1億3819万加入に対して、MVNOが642万)

Global-MVNO-Share.png

右はMVNOのシェア世界平均です。

2012年末でMVNOの世界シェアは1.9%です。2018年には3.1%まで伸びると予想されています。

日本の8.33%は、世界平均を上回っていますが、10%をMVNOが占める国もあります(MVNOの台頭)。

主なMVNOの契約Major-MVNO-in-Japan.png数は、右のとおりですが、MNOでもあるMVNOのシェアが約5割になっています。

典型的なのがSoftbankグループです。

ソフトバンクグループのMNOがMVNOとして他社回線を提供している例としては、

  • ソフトバンクモバイル(SBM)がWireless City Planning(WCP)のTD-LTEをSoftbank 4Gとして提供
  • EモバイルがSBMの3Gを提供
  • SBMがEモバイルのLTEを提供
  • ウイルコムがSBMのLTE対応のPHSを提供

などの例があります。

白ロムiPhone5s、MVNO

白ロムiPhone 5s 5c の利用、MVNOのSIM利用は、いろいろハードルがありそうです。

白ロムiPhone 5s

SIMロックフリーのiPhone 5s 5c をNTTレゾナント(GooSIMSeller)が販売しています。

この機種は、FDD-LTEがBand1、2、3、5、7、8、20の香港版ですので、A1530です。

A1530 はドコモのプラチナバンド(Band19)非対応です。

NTT系列のショップが売っているからといって、ドコモのiPhoneとは対応周波数が違っている点は要注意です。

アキバのショップでも販売開始されているようです(AKIBA PC HOTLINEの記事

  • iPhone 5s Space Gray 16GB(A1530)が、109,800円

こちらもA1530でプラチナバンド非対応機種です。

iPhone 5s 5c 対応周波数に型番と周波数を記載しています。


ドコモのiPhone5s でMVNOのSIMが使える

ドコモのiPhone 5s 5c に IIJmio(MVNO)  のSIMを入れたら使えましたと、IIJがブログで発表しています(ただし、3Gでは使えたが、LTEでは使えず、テザリングも利用できなかったそうです)。

使うためには、Wi-Fiでインターネットに接続しAPN構成プロファイルを読み込ませて、APNの設定を上書きしたそうです。

Band 19 に対応しているドコモのiPhone 5s(A1453)であってもLTEが使えません。


MVNOの台頭

MVNOの契約数が、ウイルコムやEモバイルの契約数を抜きました。

日本のMVNOの契約数が、全社合計で1,091万になっているそうです(総務省

2012年9月末には、555万(総務省)だったので、1年たらずでほぼ2倍になっています。

これにより、小さな移動通信事業者(MNO)を上回るようになりました。

  • イーモバイル契約数は、4,343,000(2013年6月)
  • ウイルコム(PHS)契約数 5,546,500(2013年7月)
 各国のMVNOのシェア

日本ではMVNOのシェアはシェア6.7%

海外では10%前後のシェアを獲得するか、MVNOが衰退するかの2極化しているようです。

EU各国平均ではMVNOは12%程度のシェアがあるようです。


NTTがiPhone販売中

NTTが販売中のSIMフリー版iPhone4S-iPhone5

NTTがiPhoneをネット販売中です。

NTTレゾナントの販売サイト(楽天)でiPhone4S, iPhone 5 SIMフリー版を販売しています。

ドコモのネットワークが使えるモバイルデータ通信用のSIM「OCNモバイルエントリーd LTE 980」とセット販売です。

OCNモバイルエントリーd LTE 980」は、月額980円、1日当たりの高速データ通信量の上限30MBのサービスです。

NTTコミュニュケーションズがドコモのMVNOとして販売しており、使える網はそのままドコモ網です。

iPhoneはSIMフリーですので、OCNモバイル以外の低料金のSIMBICカメラで売っているSIMなどに差し替えて利用することができます。

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